クレジットカードの保有枚数(第17話)
<登場人物>
僕・・・中年のおっさんです。父の長男。40代。
父・・・僕の父です。70代。
とみ子・・・父の内縁の妻。70代。
<今回のお話>
今回は成年後見人をつける前のお話です。
みなさんはクレジットカード何枚持ってますか?
僕は管理能力の問題から、極力持ちたくないと考えておりまして、4枚です。
父と外食した際に、父の財布にクレジットカードが10枚くらい入っていたので驚きました。
会社員属性の人はクレジットカードを沢山保有できると思いますが、70代無職の父はクレジットカードを作ることが難しいはずです。
父の自宅(僕の実家)に戻り、クレジットカードを全部数えると40枚くらいありました。
僕「こんなにクレジットカード必要なの?」
父「必要なの。」
僕「何に使うの?」
父「わからん。」
僕「わからん??」
父「わからん。カードの支払いをカードで支払ってるから、もう、わからん。」
僕「どうゆうこと?(そんなこと、できるのかな??)」
後で分かった事ですが、カードのひとつにPayPayカードがありまして、なんと極度額300万円の金銭消費貸借契約をしていたのです。
極度額の意味はググって調べてください。
デパート、スーパーに行くと店頭でクレジットカードのキャンペーン等で誰でも作ることが出来るようになっていますが、審査はどうなっているのでしょうか。
クレジットカードを出させて並べてみると、何と40枚以上ありました。
これはさすがに危険と思いました。
僕「とみ子さん、これで全部?」
とみ子「ここに1枚あるよ。」
と言って、とみ子の財布から父のクレジットカードを出してきました。
(これで本当に全部なのか??^^;; )
他人のクレジットカードを使用しているとは、これも危険!とみ子が持っていること自体も非常に危険!
東京に戻って、クレジットカードカード会社に電話してカードの利用を止めることにしました。
親のクレジットカードが増えていたら、認知症を疑ってください。
恐らく、借金も発生してます。
親の借金は法定相続人の負債になる可能性があります。
そう言えば、僕のプロ野球カードはどこにいってしまったのかな。