ボケたらアカン

認知症の父と後妻業の女性とのアレやコレをお伝えします。

医療記録は窓口のみ(第18話)

<登場人物>
僕・・・中年のおっさんです。父の長男。40代。

父・・・僕の父です。70代。

とみ子・・・父の内縁の妻からの、再婚相手。70代。


<今回のお話>

父が無くなってから、訴訟のために全ての医療記録を確認にする必要がありました。

医療記録の取得(またはカルテ開示)は原則として、病院の窓口で申し込み、病院の窓口で受け取り、現金払い、です。

 

認知症で入院したS病院に行き、医療記録の申込、受取を窓口で行いました。

東京から2往復です。

一度、S病院の近くに住んでいる妹に取得を依頼したのですが、社会人経験のない妹は病院で婦長と感情的な口論になってしまい、出入り禁止になりました。

仕方なく、遠いけど僕が取得する事にしました。

 

医療記録を見ると転院前にK病院に通院していたことがわかりました。

K病院で医療記録を取得するために、東京から2往復です。

 

そして、医療記録を取得する度、芋ずる式にC病院、Y病院、H病院に通院していることがわかりました。

 

更に、途中から医療記録と介護記録は別扱い、という事がわかりまして、S病院から振出しに戻ります。

 

日本は医療制度と介護制度が異なっております。

医療は国民健康保険、介護は介護保険です。

介護保険は簡単に説明しますと、40才以上と65才以上から関係するのですが、僕は関心が低かったため、医療と介護の違いを認識してませんでした。

 

また、地域包括センターでケアマネージャーがついた場合、訴訟するためにはケアプランの報告書も後から確認する必要があります。

ケアプランも通所、在宅、施設など多くの種類がありますが、割愛します。

ケアプランはケアマネージャーが作成しますので、最初のケアマネージャーとの契約をやめて、別のケアマネージャーと契約すると、また記録を取り直す必要があります。

 

このような感じで、医療記録、介護記録、ケアプランの報告書など、多くの資料を集める必要がありました。

 

しかも、病院は原則として平日しか診療記録の受付をしてませんてので、会社員は会社を休む必要がありますので、仕事が忙しいと、とても時間がかかります。

 

医療記録等を揃えるために、東京と地方を20往復以上していると思います。

 

頻繁に会社を休むと、仕事よりも私用を優先する人物扱いになりまして、ついに僕は窓際社員になりました。

窓際社員になりますと、残業代は稼げなくなりますが、仕事が定時で終わりますし、休暇も取得しやすくなりました!イエイ!

結果、オーライ!(なのか??^^;)