<登場人物>
僕・・・・中年のおっさんです。40代。
父・・・・僕の父です。父の長男。70代。
妹・・・・僕の妹です。父の長女。40代。
とみ子・・父の同居人、内縁の妻。70代。
Tシャツ爺・・・父の古い知り合い。(友人ではないらしい)70代。
<今回のお話>
とみ子に父の不動産を全て遺贈されては困りますので、急遽会社を休んで、公証人役場に行くことにしました。
品川駅から新幹線で向かうため、目的の公証人役場が新幹線停車駅が最寄駅でラッキーでした。
公証人役場の駐車場に到着すると待っていたのは、父、とみ子、見知らぬTシャツを着た爺、の3人でした。
なぜ、とみ子が?そして、このTシャツ爺は誰??
謎は解けないまま公証人役場に入ります。
待合室でこのTシャツ爺が誰なのか、父に聞いてみました。
幼稚園、小学校、中学校と一緒だった同級生なのだそうです。
なるほど友達なのね?と聞いてみると、友達ではないと言うのです。
どゆこと??
なんでも、公証人役場の駐車場が狭いから、代わりにクルマの運転をしてもらったんだと。。。
駐車場を見ると父のハイエースはなく、ホンダN-BOXだけが停まっています。
謎は解けた!
Tシャツ爺のクルマがN-BOXであり、ここまで乗せてもらったのね?と聞くと、N-BOXは父がとみ子に買ってあげたものだと言うのです。
うーん、謎は深まりました。(鈴木健二風)